圓徳寺の庚申塔

東武鐘ヶ淵駅から墨堤通り方向へ進むと右手にあるお寺が圓徳寺。

境内には墨田区の登録文化財「庚申塔」がある。

圓徳寺の庚申塔

2011年12月29日撮影。境内入り口。

圓徳寺の庚申塔

2011年12月29日撮影。庚申塔と説明板。説明板の内容は次のとおり。 

<墨田区登録文化財>

庚申塔(寛文12年11月1日銘)

所在 墨田区墨田5丁目42番17号 圓徳寺内

十干十二支で庚申は60日に一度めぐってくる。この日の夕に斎戒沐浴して供養し、一夜を寝ずに明かす行事を「庚申待」という。人の身中に潜む三尸という虫がこの夜の眠っている間に抜け出し、人界での諸悪を天帝に告げるたえ、人は寿命を縮めるとされている。

近隣の者たちが供物(馳走)を持ち寄り、庚申の掛物を礼拝し、日ごろの話題に談笑したりして夜明けを待つ。また、この夜は村人にとっては数少ない楽しみのひとつでもあった。

この庚申塔は区内でもかなり大きなものであり、舟型光背・蓮華座に阿弥陀尊像を配し、台座にも三猿を掘出していて、優品に属する。銘を「寛文十二壬子歳十一月一日 奉造立庚申待供養現当二世安楽所 敬白」とし、主尊の両側には旧隅田村の有力者名が27名も彫られており、多数の村人たちが結集し、信心の証しとして造立したことがわかる。

  平成6年3月

墨田区