日本最古のコンクリート電柱

マンションの手前に立つ四角いコンクリート電柱。一見して特段印象的なものには思えない。 

電柱横にある解説を読むと、この電柱は大正12年製であり現存する国内最古のコンクリート電柱であるとのこと。

言われてみると確かに古さを感じさせるデザイン。四角い形もこれ以外にはあまり見覚えがない。

単なる電柱に非ず、しっかりとした観光資源の一つである。実際、多くの観光に訪れたと思しき人が、この電柱前で足を止めている。

日本最古のコンクリート電柱

日本最古のコンクリート電柱

日本最古のコンクリート電柱。

2012年7月8日訪問。函館市設置観光標識の内容は次のとおり。

日本最古のコンクリート電柱

この電柱は、大正12年(1923年)10月、当時の函館水電会社(現北海道電力)が建てたもので、現存するコンクリート電柱では日本最古のものである。

高さ10メートルのこの電柱は、現場打ち工法で、底辺が47センチメートル四方、上辺が19.5センチメートル四方の鉄筋コンクリート造りで角錐形という珍しいものである。

火災が頻繁に発生した当時の函館では、この頃から耐火建築が増えはじめたが、この電柱もそのあらわれである。

後に、同形の電柱が建物をはさんで建てられたため「夫婦電柱」と呼ばれて市民の話題となった。木柱が普通であった当時から今日まで、耐用年数を越えてもなお現役として街の移り変わりを見守っている。

函館市

THE FIRST CONCRETE ELECTRICITY POLE IN JAPAN

This concrete pole was set by Hokkaido electric power company and is the oldest one in Japan.

The pole is a pyramid style structure made of prestressed concrete. This pole is 10 meters high, 47 square centimeters at the base and 19.5 square centimeters at the top.

Because of the increase of fires in Hakodate, fireproof structures increased. This is one of them.

Another concrete electricity pole was placed across the building from the first, people began to call them a “couple pole”, which became the topic of conversation among the people.

This has been standing long use since the days when wooden electricity poles were generally used unstead of concrete ones.

The City of Hakodate


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