高田屋の松

函館公園入口にある「高田屋の松」。なんと、高田屋嘉平衛の屋敷内の庭園にあった松で、明治11年頃に移植されたものとか。

高田屋嘉平衛と言えば、淡路出身の豪商で、箱館のまちづくりの基礎を築いた人物であるほか、ゴローニン事件でも広く知られている。また、司馬遼太郎の小説『菜の花の沖』の主人公としても描かれている。

彼の屋敷にあった松というだけで、非常に感慨深いものがある。

高田屋の松

高田屋の松

 2012年8月18日訪問。松の木手前にある説明板の内容は次のとおり。

高田屋の松

北前船による交易によって箱館(当時)を活気づけた高田屋嘉平衛は、享和元年(1801年)屋敷内に壮麗な庭園を造り、一般から高田屋御殿と呼ばれていた。

この庭園にあった「松」は、函館公園の築園と同時期の明治11年(1878年)頃に公園入口に移植されたもので、現在「高田屋の松」又は「鶴亀の松」と呼ばれ、当時の豪勢さを偲ぶに足りる古木である。

昭和47年(1972年)3月25日、北海道保護樹木に指定された。


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