旧ロシア領事館、1日限定の一般公開(H25.9.28)

函館市船見町の幸坂の上にある旧ロシア領事館跡は、鮮やかな赤いレンガで周囲の景色のなかでも目立つ建物である。擬ビザンチン風建築と言われるらしい。

私が函館に来たのは平成10年だっただろうか、既にこの建物は安全上の理由により立入が禁止された状態であったため、内部に入ることはできず、固く閉ざされた門の隙間から正面概観を眺めるだけだった。昭和40年(1965年)から平成8年(1996年)まで、約30年に渡り「函館市立道南青年の家」として利用されていたとのこと、実は多くの人々が宿泊学習等で建物を利用した経験があるらしい。今となっては少々うらやましい。

さて、先月(9月)28日、17年ぶりに一般公開されることとなった。約1,000名を超える市民や観光客が訪れたというから、やはり関心の高い建物ということなのだろう。私が訪問した午後の部でも、門の外まで行列が続くほどたくさんの人が訪れていた。

実際になかに入ってみての感想は、旧ロシア領事館というよりも道南青年の家、というもの。30年近くも青年の家として活躍した建物なのでそれは仕方のないこと。ただ、長年内部を見学したいと思っていた願いがかなったことには心から感謝している。また機会があればもう少しゆっくりと見学してみたい。

 

 

※建物の詳細については、「函館日ロ交流史研究会」の会報「函館の「旧ロシア領事館」案内」(2012年7月24日 倉田有佳)が詳しいので参照いただきたい。なお、9月28日の一般公開時に配布された資料も当該ページをプリントアウトしたものであった。

http://hakodate-russia.com/main/letter/33-03.html

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