カール・レイモンのハム・ソーセージ工場跡

北斗市渡島大野駅の前にあったカール・レイモンの工場。2008年の訪問。

現在は新幹線新駅整備にともない、風景も変わっているはず。

カール・レイモンの工場跡

2008年3月20日撮影。旧大野町教育委員会設置の説明板に記載の内容は以下のとおり。

カール・レイモンのハム・ソーセージ工場跡

カール・レイモン(1894〜1988)は、昭和7年(1932)大野村の本郷駅(渡島大野駅の前名)近くに工場を完成し、翌8年に大野工場と名付けた。

工場・住宅、そして牛35頭・豚310頭を飼育する大きな畜舎やサイロ、更に食肉処理加工場まで合わせ持つ、ハム・ソーセージ造りの大施設工場で、まさに、レイモンが提唱していた北海道開発プランのミニチュア版であった。

畜育から食肉加工までの一貫経営は、経済的・人的資源の活用や産業の育成等地域との交流が行われた。

また、敷地内にミニ動物園を開設して、ライオン・猿・鷲・犬・猫等を飼育し、地元はもとより函館市内からも小学生が遠足で訪れ賑わった。

昭和13年(1938)強制買収によって、大野工場は閉鎖され、函館へ移住を余儀なくされた。

動物の霊を奉った獣魂碑は工場内にあったものを市渡住民の手により、近くの市渡馬頭観音の境内に移設安置されている。

平成12年8月

大野町教育委員会

平成18年2月1日より北斗市教育委員会