「あゝ上野駅」歌碑

上野駅広小路口近くに昭和の名曲「あゝ上野駅」の歌碑がある。

高度成長期、多くの若者が「金の卵」と呼ばれ上京。そうした若者にとって、ここ上野はまさに東京の玄関口となっていた。

「あゝ上野駅」歌碑

2011年5月14日撮影。

「あゝ上野駅」歌碑

2011年5月14日撮影。歌碑に刻まれた内容は以下のとおり。

あゝ上野駅

作詞 関口義明

作曲 荒井英一

唄 井沢八郎

一、

どこかに故郷の 香りを乗せて

入る列車の なつかしさ

上野は おいらの 心の駅だ

くじけちゃならない 人生が

あの日ここから 始まった

二、

就職列車に ゆられて着いた

遠いあの夜を 思い出す

上野は おいらの 心の駅だ

配達帰りの 自転車を

止めて聞いてる 国なまり

三、

ホームの時計を 見つめていたら

母の笑顔に なってきた

上野は おいらの 心の駅だ

お店の仕事は 辛いけど

胸にゃでっかい 夢がある

歌碑の由来

高度成長期の昭和30〜40年代、金の卵と呼ばれた若者達が地方から就職列車に乗って上野駅に降り立った。戦後、日本経済大繁栄の原動力となったのがこの集団就職者といっても過言ではない。

親もとを離れ、夢と不安を胸に抱きながら必死に生きていた少年、少女達。彼らを支えた心の応援歌『あゝ上野駅』は、昭和39年に発表され多くの人々に感動と勇気を与え、以後も綿々と唄い継がれている。

この歌の心を末永く大切にしたいとの思いから、また、東京台東区の地域活性化・都市再生プログラムの一環として、ゆかりの此の地に『あゝ上野駅』の歌碑を設立するものである。

平成15年(2003年)7月6日

歌碑設立委員会・発起人

総括責任者 深澤 壽一

「あゝ上野駅」歌碑

2011年5月14日撮影。碑に刻まれている上野駅に下りた当時の若者たちの写真。