鮮新世*1末〜更新世*2前期にかけての文化で、ケニアのトゥルカナ湖東岸の遺跡の一つは、約200万年前にまでさかのぼるとされる。
この文化は、タンザニア北部(東アフリカ)にあるオルドヴァイ(Olduvai)遺跡を中心に広く知られた世界最古の旧石器文化である。オルドヴァイ遺跡を調査したのは人類学者のリーキー。
この文化の中心はアウストラロピテクスで、中央アフリカを除いたアフリカ全土〜西アジアまで拡大している。
主な石器は、チョッパーで、円礫・角礫を打ち、刃をつけ、ものを潰したり切るために用いた。他にも、スクレーパーや数種類の石器もあり、用途により数種類の石器を使い分けていた。骨角器もある。
オルドヴァイ文化は前期・後期の2期に区分される。後期になるとそれまで中心的であったチョッパーが減少しハンド・アックス風な両面加工石器が登場するようになる。これは次のアシュール文化期に主に用いられるものである。
*1 地球誕生から人類の歴史以前までの歴史を示す地質時代の一つで、約500〜160万年前までの、新生代の第5の時代。
*2 同じく地質時代の一つで約180-160万年前から約1万年前までの期間。かつては洪積世とも。この時代のほとんどは氷河時代であったとされる。


