高田屋嘉兵衛顕彰碑

高田屋嘉兵衛顕彰碑 函館市
撮影:2021年9月24日

称名寺境内にある高田屋嘉兵衛顕彰碑は、高田屋嘉兵衛130回忌を記念して昭和31年に建てられたものである。

高田屋嘉兵衛顕彰碑
撮影:2021年9月24日
高田屋嘉兵衛顕彰碑
撮影:2021年9月24日

何れの邦土にも其の邦の風習はあるが
斯様な仕事を為せる者を真の愛国者とす

高田屋嘉兵衛(一七六九 一八二七)は淡路の人 廿八のとき渡来し、五十で皈国するまで、箱館を根拠地として北海の天地に活躍した 初めてエトロフ島への海路を開き、十七の漁場を作って北海漁業の先駆となし又箱館に大店舗を構え奉行所松前移転後もエトロフ、幌泉、根室場所の漁獲物の集散と仕込物資の調達とによって、箱館の繁栄を築き、更にゴロウイン拘囚のとき、沈着剛胆よく日露の間を奔走して、無事釈放につとめ 永く露国に、感謝せられた

 今年嘉兵衛の百三十回忌に当り、高田屋まつりを行い、この碑を建ててその功績を顕彰する

(表面)

昭和三一年八月三日建之
 函館市
 函館商工会議所

(裏面)

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