浅田次郎『鉄道員』集英社文庫

かなり前に映画を見ていて、このたび原作を読み、映画が原作をしっかりと活かしたものだったのだなぁと感じた次第。原作を読んで映画を見た人はまったく違う感想なのだろうけど。

乙松さんの仕事観は、今の時代ではまったく通用しないだろうけど、それでも胸打たれるものがあったのは間違いなく、そうした感傷に浸れるぎりぎりの世代にいたことが嬉しくも悲しいところです。

「鉄道員」「ラブ・レター」「悪魔」「角筈にて」「伽羅」「うらぼんえ」「ろくでなしのサンタ」「オリヲン座からの招待状」の8作を収めた一冊です。