体に有害な活性酸素を除去できる「タンパク質マイクロマシン」を開発(国立研究開発法人 産業技術総合研究所)

体内で過剰に発生した活性酸素は炎症を引き起こし、さまざまな病気に結びつく。今回開発したタンパク質マイクロマシンの本体部分は、スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)(活性酸素を除去するタンパク質)と血清アルブミン(さまざまな薬剤と結合するタンパク質)で構成され、表面には抗体(標的となる細胞を捕捉するタンパク質)が組み込まれている。抗体が活性酸素を分泌する細胞を捕捉し、本体内部のSODが過剰な活性酸素を除去する。また、本体に結合した抗炎症薬の放出により細胞の活性酸素生成を抑制できる。炎症性疾患などの新たな治療法の開発に貢献することが期待される。

今後「潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性疾患の治療に役立つタンパク質マイクロマシンを開発する」予定との記載があり、今後の研究に期待。

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