縄文時代中期の大規模集落跡である大船遺跡。
旧南茅部町地区の小高い丘の上に位置している。
2007年5月6日撮影。説明板の内容は以下のとおり。
ようこそ大船遺跡へ
大船遺跡は、今から5〜4千年前(縄文時代中期)の集落跡です。ここは、海の幸、豊かな噴火湾や、温泉の湧く大船川などの自然に恵まれ、縄文時代の人人の生活には最適な土地でした。
平成8年に調査を開始し、これまで100軒以上の竪穴住居、食料の貯蔵穴やお墓などの土坑60か所以上が見つかり、大きな縄文の集落であることがわかりました。
出土した遺物も非常に多く、クジラやマグロ、クリやヒエなど当時の食料も見つかっています。
現在は、雪や霜などで遺跡が崩れるのを防ぐため一時的に埋めもどし、代表的な住居だけを展示しています。どうぞ、ご自由に見学してください。
2007年5月6日撮影。
2007年5月6日撮影。説明板の内容は以下のとおり。
国指定史跡 大船遺跡
内容 縄文時代中期(約5〜4千年前)の集落跡
指定面積 71,832.03㎡
指定理由
大船遺跡は、推定千軒をこえる竪穴住居と盛土遺構、山側には貯蔵穴、北側の沢にはシカの落とし穴などが広がっています。
この遺跡は、深く掘り込んだ大型の竪穴住居が特徴です。日常用具のほか、クジラやオットセイの骨、炭化したクリなど、当時の食生活を知る貴重な遺物が出土しています。
指定年月日 平成13年8月13日 文部科学省告示第138号