錦糸町駅前から少し入った公園の入り口。河童の像が設置されている。
釣り人の釣った魚を「おいてけ」と河童と思しき声で言われたという怪談があり、それより「おいてけ堀」と呼ばれるようになったとのこと。
2011年5月21日撮影。由来の書かれた説明板の内容は次のとおり。
おいてけ堀「河童」の由来
(本所七不思議の一つ)
その昔、本所周辺には淋しい堀が沢山ありました。
そこでは、たくさんの魚が釣れました。ある日の夕方釣人が、魚を釣って帰ろうとすると、身体中が、ゾクゾクと、寒けがしました。
すると、堀の中から「おいてけ〃」「おいてけ〃」の声がしたので、釣人は、びっくり仰天
魚を置いて、一目散に、逃げ出しました。
何人もが、このような経験をしたために、何時とは無く、この堀を、おいてけ堀(錦糸堀)と、呼ぶようになりました。
この声の主こそ(河童)と、伝えられています。
平成7年10月7日建立
江東橋4丁目町会
おいてけ堀「かっぱ祭」実行委員会
コメント
はじめまして。
私のブログへのトラックバック、お受けしました。
あのあたりが、江戸時代には堀だったことが信じられませんが、おもしろいですね。
>やまおじさん 様
コメントありがとうございます!
この周辺に淋しい堀がたくさんあったとのこですが、現状からは想像もつきません。しかも「淋しい堀」ですし。