中世一覧

日本の中世文書WEB

日本の中世(11~16世紀頃)の文書の読み方を学習するためのコンテンツです。国立歴史民俗博物館の2018年秋企画展示「日本の中世文書―機能と形と国際比較―」の展示内容を元に制作しました。

国立歴史民俗博物館で公開された「企画展示 日本の中世文書―機能と形と国際比較―」がすごい。

中世文書自体は国立国会図書館のほか各地の博物館等でデジタルアーカイブの公開が進んでおり、アクセスはしやすくなったが、実際にくずし字を解読したり訓読することは、専門的な教育を受けなければ極めて困難である。

このサイトでは、くずし字の横に翻字が表示されるだけではなく、音声で読み方を再生することもできる。

今後さらなる史料の追加に期待したい。


網野善彦著『日本中世の民衆像 —平民と職人—』(岩波新書、1980年)

網野善彦著『日本中世の民衆像』(岩波新書、1980年)。

今のイメージでは捉えきれない社会が日本中世にはあった。特に東国と西国との交流が異なる民族間の交流と同じような一面を持っていたという指摘、現在の状況の下では想像するのが困難であるものの、非常に興味深い。

本書の初版は1980年。本書の問題提起はとてもスケールの大きなものと思われるのだが、出版から30数年経った今現在、日本中世史の最新の研究成果はどのようになっているのだろうか。

ちなみに帯文は先日亡くなった俳優小沢昭一さんが書かれている。

「私の芸能稼業の、あるべき姿を教えて下さったご本と感謝しつつ、折にふれては読みかえしてもおります。」

芸能史の研究にも熱心だったと言われる小沢昭一さんのコアな部分につながる書だったということなのだろうか。

 

 


スポンサーリンク