土偶一覧

郷土資料館第9回特別展「北斗市縄文展~土器たちの『かお』と『かお』のない土偶~」

北斗市の郷土資料館の展示情報です。

『かお』(顔面の表現)の無い、茂辺地地域の遺跡から出土したちょっと不思議な土偶たちも展示

開催期間

  • 2019年9月20日(金)~2019年11月10日(日)※10月7日(月)は休館日のためのぞく
  • 午前9時開館~午後5時閉館

会場

  • 北斗市郷土資料館 特別展示室(北斗市総合分庁舎どり~みん2階)

入場料

  • 無料

『蝦夷島奇観』—當別(当別)村出土の土偶

江戸幕府の役人だった村上島之允(秦檍磨[note]秦檍丸と表記されている場合も見られる。読み方は、「はたあわぎまる」、「はた(はだ)あわきまろ」か? [/note])の『蝦夷島奇観』に、寛政10年春に当別村の氏神の祠の傍から土偶が出土した旨の記載有。

蝦夷島奇観 當別(当別)村出土の土偶

※画像出典:東京国立博物館

参考


当別の土偶〜その2

『蝦夷島奇観』はいくつもの写本があるらしく、当別の土偶に係るページについてデジタルアーカイブとして公開されているものはあまり多くない。先日の北大データベースと、北海道開拓記念館のサイトのもの(以下)しか発見できなかった。

ただ、『上磯町史 上巻』(p.164)に掲載されている土偶の図版は、北大、開拓記念館、いずれのものとも異なっていて、どこに所蔵されている写本なのかはわからない。市立函館博物館のデジタルアーカイブにて公開されているものかとも考えたが、この土偶のページはサイト上では見つけられなかった。

 

 

■出典 北海道開拓記念館>蝦夷島奇観(近夷地雑図部)(2014年3月26日アクセス)


当別の土偶

江戸幕府の役人であった村上島之丞(秦檍丸)による『蝦夷島奇観』は、約200年前の北海道で営まれていたアイヌの人々の生活や文化を知るうえで貴重な資料となっているが、そのなかに、当別で出土したとされる土偶について記載がある。

上記は北海道大学の北方資料データベースに掲載されている写本のデータだが、寛政10年春、當別村氏神の祠横から掘り出されたとある。顔にある細かな点は入れ墨を表しているものと考察されている。

写実的な頭部や胴体から、おそらく縄文時代後期〜晩期の土偶ではないかと推測されているが、確かに、同時期のものとされる函館市の国宝、中空土偶とも、なんとなく似ているように感ずる。

残念ながらこの土偶、その後どこにいってしまったのか不明らしい。

 

 

■出典 北海道大学北方関係資料総合目録>蝦夷奇観 / 村上嶋之允 (37 / 51 ページ)(2014年3月25日アクセス)


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